ゆたかあすか朗読出演のお知らせです。
宇都宮市在中の「朗読家・青木ひろこ」さんの朗読イベントに出演させていただくことになりました。
題材は宮沢賢治です。
———————————————
Le recit presents
青木ひろこのリーディングカフェVol.31
「宮沢賢治を読む」
2019年7月4日(木)
ティールーム パ・ド・ドゥ(宇都宮市吉野2−3−15)
午後2時〜開演
チケット料 2500円(ドリンク付き)
出演
青木ひろこ
ゆたかあすか
演目
宮沢賢治作品
「紫紺染について」
「まなづるとダァリヤ」
「注文の多い料理店 序」
「虔十公園林」
———————————————
——朗読家・朗読講師 青木ひろこさん——
10代の頃から東京都内の映像制作に関わり、劇場での演劇経験を経て「下北沢言語表現研究 西澤ゼミ語り部の会」に参加したことが、朗読の世界へ足を踏み出したきっかけだったそうです。
「西澤ゼミ語り部の会」とは、戦後、NHK専属放送作家・劇作家として活躍した故・西澤實氏が中心となった朗読の会。西澤氏は51年間にわたり放送されたラジオドラマ番組「日曜名作座」(現在の「新日曜名作座」) の脚本を担当。会から輩出された西澤氏の”弟子”の方々は、現在も各地で朗読家やアナウンサーとして活躍されています。
また下北沢は、昔からの劇場やライブハウス、ギャラリーが数多く立ち並び、「アートの発信地」として今も愛され続けている土地です。文化の街の中で磨かれた青木さんの感性が、今の朗読表現の中に息づいていらっしゃいます。
さらに、かつて東京劇団アンサンブルの舞台俳優として活躍し、朗読の指導者として活動している俳優・本多晋氏に師事し、朗読家として数々の舞台を経験されてきました。
現在は朗読講師を務める傍ら、演奏家やダンサー、美術作品やアーティスト、能楽などの古典芸能とのコラボレーションを企画し、枠にとらわれない様々な朗読の形を追求されています。
☆2019/6/15.16 銀座博品館劇場にて開催(青木さんは15日Aステージのみ)
☆2019/11/15 紀尾井小ホールにて開催の「平家女人抄」に出演予定
——宮沢賢治の世界——
(新潮社発行「ポラーノの広場」—「まなづるとダァリア」収録)
宮沢賢治の作品は教育の場やアーティストらの活動など、今や様々な形で目に触れることができます。
青木ーー「宮沢賢治は作家であり、詩人でもあります。彼の作品が持つ独特のリズムが様々なイメージを膨らませ、幅広い世代に親しまれ続けているのではないでしょうか」
農林学校で自然の尊さに触れ、仏教の教えから「真実の幸せ」を探求する賢治の姿勢から、現代を生きる私たちも何かを学び取ろうと求めてやまないのかもしれません。
また、賢治の物語同士は一見別世界のようで、実はどこかで交差しているのではないかと感じられる瞬間があります。
今回の作品たちは詩であったり、人間が主であったり、植物目線であったりするもの様々ですが、どれも地上で賢治が観測した同じ一面なのかもしれません。
青木ーー「賢治は宇宙を駆ける作家。時代に囚われず、現代の私たちにも通ずるものが秘められていますね。」
作品を通して、賢治からのメッセージが皆様の心の琴線にそっと触れる——。
そんなひと時をお過ごしいただければ幸いです。
<チケット・ご予約のお問い合わせ>
「お名前」「ご連絡先」「チケット希望枚数」を、
ゆたかあすかE-mail yutakaasuka0309@gmail.com までお送り下さい。
もしくは、ゆたかあすかのTwitter(@yutakaasuka)のDMまで
<会場地図>
ティールーム パ・ド・ドゥ(宇都宮市吉野2−3−15)
※駐車場の台数には限りがございますので、お乗り合わせかお近くのコインパーキングをご利用下さい。