2019/04/09

電子書籍第2弾「#わたしのクエスト」発表

 
この度執筆させて頂いたノンフィクション「#わたしのクエスト」
電子書籍としてソラノイエ出版様から発表されました。








障がい・病児の兄弟姉妹「きょうだい児」
大人においては「きょうだい」とも言われます。



「障がいを抱える兄弟姉妹について、相談できる相手がいない」
「きょうだい(児)である自分は結婚できるのだろうか?」
「もしも自分の子どもが障がいを抱えて生まれてきたら?」
「親亡きあと、自分はどうすればいい?」
「夢を追って家を出たのは、悪いこと?」


きょうだい児が抱える葛藤は、子どもから大人まで、年代ごとに形を変えていきます。


重度の「発達障がい」を抱える姉と妹をもつ私も、未来に思い悩むひとりです。

夫との将来の為、いつか宿る我が子の為、自分はどうすればよいのか。

その答えを見つけるべく、今回は様々な立場の方々へご協力いただき、大切な気持ちをお話しいただきました。


 
本書が「きょうだい(児)」のことを考えるきっかけとなることを願っております。
 




2019/04/08

レビュー:障害のある人とそのきょうだいの物語 青年期のホンネ


編著/近藤直子、田倉さやか、日本福祉大学きょうだいの会
発行所/株式会社クリエイツかもがわ 
価格/1000円+税

<こんな人におすすめ>
きょうだい(児)について知りたい方
福祉関連にご興味お持ちの方




学生であるきょうだい(児)の”文集”
 
日本福祉大学のゼミ生が結成した「きょうだいの話を聞く会」
参加者のほとんどが障害を抱える兄弟姉妹を持つ“きょうだい”です。
 
会立ち上げの経緯や、集った青年たちの「きょうだい児」としての本音が寄せられています。



***************


兄弟姉妹に対する思いは様々で、愛情たっぷりのエピソードを紹介する学生もいれば、昔は憎しみすら抱いていたと赤裸々な思いを語る学生もいました。

中でも沼野純子さん執筆のエピソード「兄の存在」には、きょうだい特有の“孤独”との葛藤が包み隠さず描かれていることに衝撃を受けます。


地元の同級生たちからの揶揄によるストレスで、自閉症の兄へ暴力を振るってしまっていたこと。
それに対する両親からの叱責により居場所を失っていく孤独感。

経験したことがなくても、読み手の心が詰まるような“告白本”のようでした。

ただ、そんな状況から脱却する為に、あえて地元から離れた高校を受験し自ら環境をリセットした勇気や、

孤独な経験を生かし同じ境遇の子達へ手を差し伸べるべく“特別支援学校の教員”という夢を見つけたこと、

更には親との関係も修復し、自閉症の兄の苦労を改めて知り涙したことなど、人として成長していく沼尾さんの心の変化に感動しました。



きょうだい児の”葛藤”や”希望”が込められた1冊です。
エピソードのバリエーションの豊かさから、「きょうだい(児)」というテーマを考える際の未来に残したいと思える書籍でした。

2019/04/01

電子書籍第2弾「#わたしのクエスト」2019/4/9 発表



この度、ソラノイエ出版様より

電子書籍第2弾として、きょうだい児である自身のノンフィクション「#わたしのクエスト」を発表致します。






/ゆたかあすか 出版/ソラノイエ

201949日(火)~amazonにて販売開始


「障がい」を抱えた家族はどう向き合えば良いか
きょうだい児である友人、病児の親、福祉施設職員など、様々な人達の本音トーク。
「自分の人生の主人公は、自分」
その答えに辿り着くまでの、きょうだい児の冒険の記録

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障がい・病児の兄弟姉妹「きょうだい児」。大人においては「きょうだい」とも言われます。


「障がいを抱える兄弟姉妹について、相談できる相手がいない」

「きょうだい(児)である自分は結婚できるのだろうか?」

「もしも自分の子どもが障がいを抱えて生まれてきたら?」

「親亡きあと、自分はどうすればいい?」

「夢を追って家を出たのは、悪いこと?」


きょうだい児が抱える葛藤は、子どもから大人まで、年代ごとに形を変えていきます。







重度の「発達障がい」を抱える姉と妹をもつ私も、未来に思い悩むひとりです。


夫との将来の為、いつか宿る我が子の為、自分はどうすればよいのか。

その答えを見つけるべく、今回は様々な立場の方々へご協力いただき、大切な気持ちをお話しいただきました。

本書が「きょうだい(児)」のことを考えるきっかけとなることを願っております。

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